滋賀県議会 2023-03-03 令和 5年予算特別委員会−03月03日-03号
その多面的機能は、国の調べでは、貨幣評価できるものだけでも年間70兆円におよぶ恩恵をもたらすとしています。 県土の約半分を森林面積で占める我が滋賀県も、同じく森林の恵みを受けています。特に琵琶湖は、近畿地方の人口の7割の1,450万人の人々が琵琶湖の水に依存し、恩恵を受けています。また、琵琶湖の魚介類は滋賀県民だけでなく、広く皆様に食されています。
その多面的機能は、国の調べでは、貨幣評価できるものだけでも年間70兆円におよぶ恩恵をもたらすとしています。 県土の約半分を森林面積で占める我が滋賀県も、同じく森林の恵みを受けています。特に琵琶湖は、近畿地方の人口の7割の1,450万人の人々が琵琶湖の水に依存し、恩恵を受けています。また、琵琶湖の魚介類は滋賀県民だけでなく、広く皆様に食されています。
政府によるこのように急激な農政の変更は、現場を混乱させ、農業者からは不安の声が上がるとともに、多面的機能の維持も危ぶまれる。 全ての販売農家を対象とする農業者戸別所得補償制度を復活し、法律として恒久化することは、農業経営に関する予測可能性を高め、合理的な営農へとつながる。
その一方で、これまで生産現場は、特に中山間地域を中心に団塊の世代が支えてきたところでありますが、後期高齢者に入っていかれる中で、リタイアされる先輩方も年々増えており、農地の多面的機能を考慮しながら耕作放棄地対策を進めていくことが大きな課題として横たわっている状況であります。
荒廃森林や繁茂竹林の整備箇所では、下層植生が回復し、森林の持つ多面的機能の回復が見られるところです。 次に、今後、森林環境譲与税と森林づくり県民税を使って、どのような森林づくりをしていくのかとのお尋ねです。 県では、林業経営に適した森林は森林環境譲与税で、林業経営に適さない奥山の荒廃森林は、森林づくり県民税で整備等を進め、森林資源の適切な管理を図ってまいります。
これまで、耕作放棄地の未然防止に向けましては、農地中間管理機構と市町村そして農業委員会の皆様との連携による担い手への農地集積はもとより、主に平たん部におきましては、多面的機能支払交付金を活用し、農地のり面の草刈りや農道の路面維持、水路、ため池の軽微な補修を支援するとともに、農業生産条件の不利な中山間地域におきましては、中山間地域等直接支払交付金を活用し、集落単位の農地の維持管理作業を支援してまいったところでございます
これらの多面的機能は、将来にわたって守っていかなければならない貴重な財産であると考えております。 そして、重要なことは、これらの機能を発揮するためには、中山間地域において、これまでと同様に人々の生活が営まれ、その礎となる農地が守られ、農業が継続されることであります。
◆佐々木祥二 委員 私もインターネットでいろいろ調べてみましたけれども、森林の多面的機能である国土の保全や、水源の涵養、温暖化防止、木材といった林産物の供給等で大体70兆円という数字になりまして、それに対して一つずつ、この効果が25兆円で、これがいくつといった数値もしっかり示されておりますので、そういうものをうまく利用していただきたいと思います。
農地・水・環境保全向上対策が平成19年度から始まり、平成26年度に多面的機能支払へと制度が移行し、本年度で15年が経過いたしました。 農林水産省は、農業・農村の多面的機能の適切な発揮と担い手の育成等、構造改革の後押しを目的に創設された、この多面的機能支払交付金による取組の中間評価結果を本年10月に公表しました。
こうした農業者は、中山間地域等直接支払制度、多面的機能支払交付金など国の制度を活用しながら、狭隘な田畑において農業を行い、農地や農業用水路、農道等の農村の集落機能を維持していますが、それ以外の県や市の農業施策の恩恵を受けることはほとんどありません。農作物の販売を直売所のみに依存している方も多くいます。
◯説明者(舘野昭彦君) 農業者が共同で行う作業の維持に向けた県の取組についてでございますけれども、農業者や地域住民等が参加した農地や水路等の保全活動に対しましては、多面的機能支払交付金による助成や、また、地域の農家が協力して営む集落営農組織の育成支援なども行っているところでございまして、今後とも地域の共同作業が維持できるよう取り組んでまいります。 ◯副議長(山本義一君) 教育長冨塚昌子君。
基本方針に基づく施策としては、100年後の目指す姿を見据えた施策の考え方を規定し、多面的機能の発揮のため、環境林と循環林を組み合わせた森林づくりを推進すること、県民の理解と参加を促し、森林づくりと農山村の活性化を一体的に推進すること、川上から川下に至る林業、木材産業の活性化を推進すること、担い手の確保、育成および次世代を担う子供たちへの森林環境学習や木育を推進することとなっています。
県では、林業及び木材産業の振興による本県の経済の活性化、森林の有する多面的機能の持続的な発揮などを目的とする山梨県県産木材利用促進条例を議員提案により平成三十一年三月に制定しました。 以後、韮崎市にある屋内運動場や、甲斐市の社会福祉施設など、シンボル性が高い公共建築物に県産木材が積極的に活用されているところであります。
農業は、国民生活に必要不可欠な食糧を供給するとともに、地域経済やコミュニティを支え、国土保全、水源の涵養、良好な景観形成等の多面的機能を有しています。こうしたことからも、我が国の経済・社会において、農業は重要な役割を担っております。最近では、ロシアによるウクライナ侵略等を背景として、食料自給率の向上や食料安全保障の観点から、優良農地を確保していく必要性はより高くなっていると認識をしています。
二 食料の安定供給に係るリスクの拡大や農業・農村の持つ多面的機能、地産地消の意義等について理解醸成を図ると ともに、農畜産物生産コストの転嫁など再生産に配慮した適切な価格形成の実現に向けた仕組みを構築すること。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
この中に食料安全保障の考え方が入ってくると思うのですが、その法律の基本理念として書かれていますのは、食料の安定供給ということ、それからまた多面的機能の発揮、そういう意味では直接支払いに影響するような話、こういうことなど、幾つか基本的な理念というのはありまして、これに基づいて議論がされるのだろうというふうに思います。
森林の多面的機能の維持は生命維持にも関わることであり、課税を否定するものではありませんが、公共性が高いものであり、本来、一般財源で賄うべきだと考えます。 また、国の森林環境税は、CO2の大量排出元である企業からは取りません。県税でも取っているのに、国税だからこそ、全国の大企業からしっかり取るべきだと思います。 また、もう一つ、今回、産廃処分場税の延長が提案されています。
また、荒廃農地の増加は、洪水防止機能をはじめとした農業・農村の多面的機能の低下にもつながります。 こうした問題に加えて、ウクライナ危機や円安を受けて食料価格が高騰し、食料供給に対する不安も高まっております。中山間地域の農業を守るには、食料の安定供給という観点からも重要な課題だと考えております。
森林はよく多面的機能とも言われますけれども、水源涵養であるとか、地球環境の保全であるとか、あるいは土砂災害の防止など、様々な機能を有しておりまして、私たちの暮らしを支える重要な役割を担っています。
◎教育長(黒木淳一郎君) 現在は、農業を学ぶ全ての高校で、農業の基礎科目であります「農業と環境」におきまして、森林の多面的機能や山林トラストに関する幅広い学習を行っております。 林業後継者の育成につきましては、関係機関や林業大学校とも一層の連携を図り、学校現場でも宮崎の林業の魅力を伝える機会を充実させ、次世代の宮崎の林業を担う人材育成に努めてまいります。
やっぱり水田の多面的機能を維持していくためにも必要だし、それから、飼料として、今輸入に頼らざるを得ない状況の中では、やっぱり必要になってきてる。と同時に、おいしいお米を食卓にといって主食用米を作っている農家が、ここ連続的に米価が下落してる中で、何らかのやっぱり支援が必要だろうというふうなことから、幾つかお伺いをしたいというふうに思います。